商品開発の理念

 当団体は信州ブランドを活かした新商品開発を行っております。

 理由として、もともと長野県は信州ブランドとして確立しており、自然豊かなイメージ、空気や水が綺麗なイメージなどがあり、長野県内の高原で採れる農作物や山菜や畜産牛などは消費者に素晴らしい自然食として認識されている。だからこそ、こうした信州の食材を活かした食品を製造することは大きなメリットであり、また長野県民としての使命感でもある。

商品開発事業について

 根曲がり竹のタケノコは、地域の食事を紹介するテレビ番組で近年、しばしば紹介されてきた。特に、さばの水煮とのコラボレーションをしたタケノコ汁は、他県出身者のタレントも絶賛するほどであり、旅行雑誌もしばしば紹介している。

 実際に、宿泊施設ではタケノコ汁を提供して、お客様からの喜びの声をいただいている。また、タケノコ汁を集客のための目玉商品としている宿泊施設もある。そのため、根曲がり竹のタケノコを食材とした加工食品は知る人ぞ知る信州の美味しい郷土料理としてブランド化できると考えた。ブランド化ができれば売上アップは確実にできる。

 さらに、近年はジビエ料理の需要が高まっている。食は流行や飽きがあるため、安定して需要が高まる食材や商品はほぼない。しかし、ジビエは年々消費量が増えている数少ない食材である。そこに目を付けて販売していくことにした。

 商品開発にあたっては、OEMを積極的に導入してくれる長野市の企業に開発を依頼し、一緒に事業化することになった。

 当団体は、2020年に以下の商品開発事業の長野市内の企業と行った。

  1.「信州の郷土食 根曲がり竹とさばの水煮 タケノコ汁」のレトルトパウチ
  2.「信州の郷土食 根曲がり竹のタケノコご飯」(ご飯の素)のレトルトパウチ
  3.「信州の郷土食 根曲がり竹のタケノコカレー」のレトルトパウチ
  4.「信州のジビエ イノシシカレー」のレトルトパウチ