ワイン振興事業の目的

 長野県は気候や土壌がワイン用ぶどうの栽培に適していると言われており、国内外の専門家や愛好家から評価が高まりつつあります。この2~3年の間にもワイナリーが増え、長野県でのワイン産業の熱は高まるばかりです。

 また、ワイン用ぶどうの生産拡大は、荒廃した農地の利用促進による農業の活性化からも意義があります。
 さらにワイン愛好家がワインを食卓に並べたら、そのこだわりから様々な食材・料理とのマリアージュで食事を楽しみます。ここには地元で採れた様々な食材も同時にプロモーションできる機会があります。

 長野県のワインぶどうで作ったワインを長野県の食材を使った料理で振る舞うことで、地方創生においてキーポイントになる「6次産業化」や「地産地消」に貢献し、観光業や飲食業にも貢献できます。

 ワインはこうした産業の裾を広げ、様々な業種にも経済的な価値を与える魅力的な物と言えるでしょう。
 だからこそ、地方活性化のためにワインの振興を行うことが大切なのです。

ワイン会開催

 信州ワインを参加者に飲んでもらい、その魅力や美味しさをお伝えいたします。
 2020年は、7~12月までの間に月1~2回のペースで長野地域の様々な箇所でワイン会を開催する予定です。

 参加者には自分の味覚に合うワインは何かという初歩的な所から知ってもらい、ワインの選び方や飲み方をソムリエから知ってもらう機会にします。参加者の中にいると予想されるワインの玄人には、ソムリエだけではなくワイン醸造家やワインぶどう農家など実際にワイン業界に携わっている方々も参加することで、より一層魅力的なワイン会になるでしょう。

 参加者にも信州ワインの魅力をお伝えする当事者意識を持っていただきたいです。
 ぜひ、信州ワインに合いそうな料理や食材を考えていただきたいです。

 一緒に「信州ワインの食文化」を創っていく魅力的なワイン会にしましょう。

ワイン塾

 ワイン初心者にもっとワインに馴染める機会を提供します。
 また、ワインの玄人の方にはもっと上のレベルのワインを学べる機会を提供します。
 2020年は4月で終了しました。2021年度、改めて行いますのでお楽しみにしてください。